世界最強麻雀AIバーチャルYouTuberが徹底解説!
麻雀のルールを一通り覚えたら、その次に読んで貰えるような講座を目指します!
第3回講座の内容は
『弱い部分にフォローを残せ! 良形固定』
です!
今回の講座では画像のような手牌から何を切ればいいのか、そこそこの精度で判断出来るようになることを目指します。
前回の講座記事はこちら
今回の講座内容を理解する為に、まず
『複合搭子』と『フォロー牌』
について説明します。
複合搭子とは搭子や対子が組み合わさって一つのブロックを形成しているもののことです。
例えば
という形は
という両面と
という対子が組み合わさって一つのブロックになっています。
フォロー牌とは、複合搭子において、搭子や対子に対してくっつくことで受け入れを増やす役割をしている牌のことです。
の
は
の三萬六萬受けに対して、五萬が刻子になる受け入れを増やしています。
面子完成例
手牌が5ブロックになった後、まだ聴牌していない場合はどれか複合搭子から一枚牌を切ることになります。
その際、少しでも優秀なブロックを単純な搭子や対子として固定し、弱い部分にフォロー牌を残して複合搭子として持っておきましょう。
この場合の強い搭子・対子を決める基準は、前回の講座で扱った搭子選択の基準と同様です。
※前回講座で学んだ搭子選択基準の表はこちら。
さて、例として今回のお題となっている牌姿を見てみましょう。
既に面子として完成している
や、切るとブロックが足りなくなる、複合していない対子
は捨てない方がいいでしょう。
残ったブロックを確認します。
と
の複合搭子が残っています。
ここからどれか牌を捨てることになりそうです。
は
と
が重なっている複合搭子です。
は
と
が重なっている複合搭子です。
この中で最も優秀な形は
の両面搭子です。
ここを固定して
を一枚捨てるのが最も効率的な手牌の進め方になります。
弱い部分にフォローを残すのには理由があります。
こちらは先ほどの牌姿です。
選択基準に従い
を打牌すると
この手牌になります。
を引くと
待ちに
を引くと
待ちか
待ちを選択することができます。
は3種8枚
は2種8枚です。
最も強い
の両面が残る可能性は捨て牌や相手の手牌を考えなければ50%です。
次に、六筒を切った場合について考えてみましょう。
この手牌は
を引いた場合
待ちか
待ちを選択できます。
を引くと
待ちになります。
は1種4枚
は4種12枚です。
両面待ちが残る可能性は捨て牌や相手の手牌を考えない場合25%です。
打三索と打六筒を比較すると、手牌が進む枚数こそ等しいものの、進んだ後に良い形が残る可能性が倍違うことが分かります。
弱い部分にフォローを残すことで、少しでも先に弱い部分から面子になる確率を上げる。
そうすると、強い部分(両面搭子等)が残りやすくなるということです。
麻雀というゲームは手が進めば進む程、手牌にとって有効な牌が減っていってしまうゲームです。
少しでも聴牌(あと一枚で四面子一雀頭が完成する状態のこと)に近い段階の受け入れが増えるよう意識して打牌しましょう。
次回の講座では5ブロックに受ける時に意識するコツについてまとめます。
今後も様々な麻雀の知識についてまとめていく予定です。
また、ボクは講座や実戦対局をYouTubeで行っています。
今回の記事を気に入って頂いた方はぜひYouTubeも見て頂けたら嬉しいです。
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